「風しん追加的対策の実施方法」に関するアンケート【回答締切日:2020年1月31日】

平成263月に厚生労働省は「風しんに関する特定感染症予防指針」において「早期に先天性風しん症候群の発生をなくすとともに、平成32年度までに風しんの排除を達成すること」を目標とし、風しん追加的対策(昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性に対し、① 予防接種法に基づく定期接種の対象とし、3年間、全国で原則無料の定期接種を実施② ワクチンの効率的な活用のため抗体検査の実施等)を講じていますが、未だに風疹流行は収束せず、今年度も既にCRS児が4人報告され、私たちは胸を痛めています。

そうした中、厚労省は昨年1128日開催の感染症部会で「風しん追加的対策の今後の実施方法」を議論し、(1)今年度クーポン券送付済みの方のうち、未使用の者に対し、抗体検査の受検等を再勧奨し、今年度末で使用期限を迎えるクーポン券を翌年度以降も使用できるよう期限を延長すること。(2)追加的対策の2年目(~2021年3月)分として、少なくとも570万人にクーポンを配布すること。但し、市区町村の希望に応じて、送付対象を拡大することが可能。(3)次年度当初から企業健診の機会に抗体検査が実施されるよう、来年度分クーポン券の送付をできる限り今年度内に実施することとしまし、後日行った自治体への伝達会議では「できるだけ全ての対象者へのクーポンを送付するよう」説明しています。

そこで、2月4日「風しんの日」を前に風疹排除にむけた貴自治体における追加的対策2年目の状況(予定)をご教示ください。アンケート結果は当会ホームページで公開いたします。何卒ご協力の程お願い申し上げます。